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2004年10月12日 エッセイ
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登録してみました。
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ここのレビューをそのままコピーして、平行して更新していこうと思います。
サービスはじまったばっかりでこれからに期待。

天才の思考回路

2004年9月26日 読書
ISBN:4062639246 文庫 森 博嗣 講談社 1998/12 ¥770

冒頭、真賀田博士と萌絵の会話に面食らう。
理解するには読む速度の3倍くらい要りそうだったので流し読む。

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難解であると聞いていたので、中盤まではともかくトリック解説と動機の部分だけ3倍かけて読んでみた。
言ってることは理解できるが、どうも納得できない。
でも、納得しなくてもよいのかもしれない。
そう思わせる内容でした。
完全に作家買いです。
新人なのに?と不思議がられましたが、もともとWeb(サイト閉鎖済み)で発表してた人なのでどんな風に書くかは知ってました。

まだ読んでないんですが一言だけ。

表紙・口絵と挿絵を描いた絵師は同一人物ですか?

絵師も新人なのか、もともとの知り合いに頼んだのかはわかりませんが挿絵(モノクロ)をみてから表紙や口絵(カラー)をみると。。。。
よく、CGは色塗りでごまかせると聞きますがこれはちょっとひどすぎませんか。

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読了。

つまらなくはないけれど、商業誌だと考えると少し物足りない。
キャラが皆薄味で、Webでのような濃い文が見れなかったのが残念だな。

今後に期待。

Terror-Teller

2004年7月16日 読書
ISBN:4102193154 文庫 白石 朗 新潮社 1997/01 ¥460

欧米では珍しい分冊形式で発行されました。翻訳する場合も同時発売ではなく毎月一冊ずつ6ヶ月連続発行するべしとまえがきで述べるこだわりっぷり。
日本の、特にラノベの場合こういった連載形式だと、ある程度ヒキがあって次巻頭にあらすじ+即、続きがはじまるけど、キングの場合、さあ以下次巻!!!→じーさんの日常となってしまう。
この、老人ホームでの日常も話のながれのうちのひとつなんだけど、一ヶ月(リアルタイムなとき)待たされたあげくコレじゃ読者のキアイが空回りしてしまっただろう。

これは、現在老人ホームに済む主人公ポールが、刑務所に勤めていた1930年代に起きたある事件にまつわる出来事の回想録となっています。
グリーンマイルとは、刑が執行される電気椅子(オールドスパーキー)までの、緑色のルノリウムでできた通路のこと。
話は現代の老人ホームと1930年代の刑務所を交互に行き来し、それぞれに独立したキャラクターたちが登場します。
両方の時代に登場する人物は主人公だけ。つまり、過去と現在を繋ぐのはただ一人語り手ポールだけになります。
作中何度も、過去の人物のその後が記述されます。それはいやおうにも事件が過去に起こりもう終了してしまった事を強調し、特に1930年代の物語の最後、"グリーンマイルらしい"のシーンではそれが特に顕著になります。

キングは恐怖小説を好んで書き、この話のなかにも恐怖の要素は多く含まれています。ただし、ゾンビやスケルトンは登場しません。
直接的ではなく、読んだあとに、背筋がスっと寒くなるような恐ろしさを感じました。
ISBN:4086004542 文庫 樹川 さとみ 集英社 2004/07/01 ¥540

画像出てないのでわかりにくいけど、帯でマリアが見えなかった。

■あらすじ
力はあるがモノグサでぬらりひょんな魔術師エイザードと、かれの呼び掛けに応えた4人の娘さんたちの日常と成長を描いた コメディ
ソフトだけどやたら濃いキャラが多いです。

いくつか気になる点もあるけど伏線回収しつつ納得のいくラストでした。
すっかり忘れてたウォルフレッド王子とアティ君を登場させるのは流石。
外伝はでるのかな。
弟子っぽい人が誰なのか(新キャラ?リトラド?)わからないしへっぽこ限界は果たしてアレで収まるのかとか小ネタは多そうだ。

へっぽこといえば、先月の「まいじゃー推進委員会!(http://maijar.org/)」本日の名セリフでへっぽこが取り上げられてて、その出典が「あらゆる巻のあらゆるページ(笑)」
最初から楽園の名物でした。
ISBN:4062124416 単行本 宮部 みゆき 講談社 2004/06/16 ¥1,890

ゲームのノベライズはストーリーを忠実に書き起こすか、まったくのオリジナルになるかのどっちかになりがちだけど、絶妙なバランスで組み合わせてあった。
もとのゲームの舞台が、本当に城の模型を作ってからシーンを切り取ったんじゃないかってほどしっかりしてるのでニエの広間〜正門の詳細な風景描写と、その後のヨルダの過去話のリンクが、城のどの部分で起こったことなのかがよくわかる。

ただ、「手をつなぐ」ことの重要さがあまり描かれなかったのと、登場人物の大半が自虐的なのが残念。
死神リュークよりも死神っぽい月に乾杯。

本誌連載では出てなかったルールがあるようですね。生後780日ルールとか。
自我がないからだと思うんですが、このルールだと胎児はどういう扱いなんでしょうか。

ところで、いろんなシーンにあるギャグっぽいネタは原作・作画どっちが考えてるんでしょうか。
せっかくだから読書遍歴を簡単に紹介。

・小学校以前
とりあえず活字をあたえておけばおとなしくなったらしい。
怪傑ゾロリなんかの各学年向けの本や、クレヨン王国・ルドルフとイッパイアッテナなどの児童書を読んでた。
最近調べてみたらお気に入りだった本のなかに岡田淳さんのが3,4冊あったのに驚いた。

・中学
初期はティーンズハート、後期はコバルトと、ラノベに手を出し始める。折原みとvs小林深雪で派閥ができたり、なんて素敵にジャパネスクが流行ったりした。
このころ、町立図書館がオープン。指輪物語・ゲド戦記・モモなど古典ファンタジー、赤川次郎、新井素子、星新一などを読みあさるようになる。

・高校
司書と本の好みが合致したので新着図書を借りればまず地雷はなかった。
ハリーポッターはともかく、守人シリーズはこのとき知らなきゃずっと読まなかっただろう。
そんな感じに第二次児童書ブーム。読みのがしてたナルニア国物語やホビットの冒険など町立に入ってないものを中心に。
グインサーガ・デルフィニア戦記もこのころ。どっちも今はもにょもにょ。

・大学
学校図書館は学術書ばかりということと、忙しくて町立に行く時間がないのが重なってハードカバーの分厚い本から遠ざかる。
かわりに、鞄に一冊文庫が入るようになる。
多いのは、宮部みゆき、小野不由美、岡嶋二人、新井素子など。生協の一割引とブックオフをフルに活用する。
いま入ってるのはグリーンマイル@スティーヴン・キング。

FTが多いけれどSFも読んでます。
本格ミステリーは「そしてだれもいなくなった」とホームズくらいかな。
源治物語やドン・キホーテほか各国古典も読むけど中国系だけは途中放棄。
逆に苦手なのはほんとうにあった系ホラーとスプラッタ、または日本語以外で書かれた本。

これは読書日記なので、いままで読んだ本、これから読む予定の本をどんどん紹介していきます。
ISBN:4915512401 単行本 J.K. Rowling 静山社 2001/07/12 ¥1,995

映画を見に行く前にと読み直してました。

伏線の張り方が巧いですね。
3巻のなかだけじゃなく、これを読んだあとに1,2巻を読み返してみると、そっちにも重大な伏線が隠れてる。
むしろ表紙が最も重要な伏線(ネタバレ?)な気がするわけだが。

映画見に行くのは来週かな?

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